初期中絶と中期中絶

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妊娠週数について

妊娠週数の数え方

妊娠週数の数え方

妊娠週数は最後の生理開始日を基準に、0~6日までを妊娠0週、7~13日までを妊娠1週と数えます。日本で中絶手術が行えるのは妊娠22週未満(21週6日)までで、これ以降は「母体保護法」という法律により禁止されています。
妊娠時期は、妊娠12週未満(妊娠11週6日)までが「初期」、妊娠12週以降が「中期」となりますが、胎児が大きくなればなるほどリスクが高まると言えますので、中絶を決意されたらできるだけお早目にご相談ください。一般的に妊娠6~9週ごろであれば負担が少なく、安全に手術が受けられるとされています。

「妊娠週数がわからない」という方へ

ご自身の妊娠週数がわからないという方もおられるかと思いますが、妊娠週数はクリニックの検査で確認することが可能です。「妊娠週数がわからない」という場合もお気軽に当クリニックまでご相談ください。

中絶手術が受けられる妊娠周期

日本で認められているのは妊娠22週未満まで

日本では「母体保護法」という法律により、中絶手術が受けられるのは妊娠22週未満(妊娠21週6日)までとされています。
中絶手術が受けられる妊娠21週未満のうち、妊娠12週未満(妊娠11週6日)までの初期に受ける手術を「初期中絶」と言い、妊娠12週以降の中期に受ける手術を「中期中絶」と言います。当クリニックでは初期中絶に対応しており、中期中絶につきましては適切な医療機関をご紹介させて頂きます。
初期中絶は比較的安全に行うことができ、手術時間も通常5分程度ですので日帰りで受けられます。一方、中期中絶は人工的に陣痛を起こして、陣痛で胎児を分娩するという普通のお産と同じような形になりますので、お体への負担も大きく、通常2~3日程度の入院が必要となります。

初期中絶と中期中絶について

初期中絶とは

初期中絶とは、妊娠6週ごろから12週未満(妊娠11週6日)にかけて行われる手術です。手術時間は5分程度ですので、日帰りで受けられます。当クリニックが行っている「吸引法」という方法なら、妊娠6週ごろの早期であっても安全かつ少ない負担で手術を受けて頂くことが可能です。
子宮内に胎児がいるかどうかは妊娠5週目ごろから確認でき、妊娠週数が増えるにつれて負担も大きくなりますので、中絶を決意されたらできるだけお早目にご相談ください。

中期中絶とは

中期中絶とは、妊娠12週以降から妊娠22週未満(妊娠21週6日)にかけて行われる手術です。当クリニックでは中期中絶は行っておりませんので、適切な医療機関をご紹介させて頂きます。中期中絶では人工的に陣痛を起こし、陣痛の力で胎児を出産するという分娩と同じ方法となります。そのため、通常2~3日程度の入院が必要となり、初期中絶と比べてお体への負担も大きいと言えます。また、手術後は7日以内に胎児の死産届を役所に提出し、埋葬などの手続きが必要となります。

初期中絶と中期中絶の違い

初期中絶 中期中絶
手術が行える時期 妊娠6週ごろから12週未満(妊娠11週6日) 妊娠12週以降から妊娠22週未満(妊娠21週6日)
手術方法 吸引法や掻破法などの方法で手術を行います(当クリニックでは安全性が高く、負担の少ない吸引法を採用) 人工的に陣痛を起こし陣痛の力で出産させます
入院 なし(日帰りで受けられる) 通常2~3日程度の入院が必要
体への負担 少ない 比較的大きい
役所への届出 不要 必要

※表は左右にスクロールして確認することができます。

072-266-3636